2022年のペルセウス座流星群はいつ?時間帯と方向は?【熊本県版】

2022年のペルセウス座流星群はいつ?時間帯と方角は?【熊本県版】 イベント情報

2022年のペルセウス座流星群は、いつ頃見られるのでしょうか?

毎年ほぼ安定して流れ星を観測できる『しぶんぎ座流星群』『ふたご座流星群』と共に三大流星群の一つに数えらています。

極大のピーク頃には、1時間で30個以上の流れ星を見ることができる可能性があり、見ごたえのある流星群です。

今回は、私が在住している熊本県における「ペルセウス座流星群」について、情報をまとめてみましたのでご紹介いたします。

2022年のペルセウス座流星群はいつ?

2022年のペルセウス座流星群は、8月13日午前9時~10時頃が極大のピークと予想されており、残念ながら観測できない日中がピークです。

加えて、一晩中満月が昇っているという観測条件的にはあまり良くない年となっています。

それでも、1時間に30個~40個くらいの流れ星の観測は期待できるため、観測して見る価値は十分あるでしょう。

2022年のペルセウス座流星群を観測できる時間帯

2022年は決して良い条件下で観測できるわけでありません。

しかし、8月13日午前中がピークとなので、前後の2日間がペルセウス座流星群を観測できる日となります。

そのため、8月12日の夜から13日の未明にかけてか、8月13日の夜から14日深夜までの2日間は、普段より多くの流れ星を期待できるでしょう。

チャンスが2回に増えたことで、どちらか1日は天気に恵まれる確率も上がりますね!

2022年ペルセウス座流星群の方角は?

ペルセウス座流星群は、特定の決まった方角でしか見れないわけではなく、全天に渡ってまんべんなく観測できる流星群です。

分かりにくい場合は、ペルセウス座流星群の放射点となるのは、北東方向になるので、北東を向いて見上げる方が良いでしょう。

しかし、月が東南東から昇ってくるため、月明かりを可能な限り避けて観測することを考えると、月に背を向けて暗い方の空を眺めた方が観測はしやすくなります。

その観点からいくと、北~北西方向を見る方が良いかもしれません。

2022年のペルセウス座流星群

国立天文台HPより引用

ペルセウス座流星群の熊本県おすすめ観測スポットは?

「ペルセウス座流星群」に限らず言えることですが、できるだけ街灯などの明かりがなく、開けた場所が観測には適してます。

その観点から、熊本県内で適した場所をご紹介します。

梅の木轟公園

熊本県八代市泉町葉木にある「梅の木轟公園」です。

秋は紅葉スポットとして、非常に多くの観光客が訪れますが、実は星空観測にも向いています。

梅の木轟公園には、有名な「梅の木轟公園吊橋」と「梅の木轟の滝」があり、日中も楽しむことができます。

上天草市ミューイ天文台

星空観測なら、やはり天文台のある場所もお勧めです。

8月のこの時期の熊本県は19時頃まで明るいですが、21時まで開館しているので、天文台で夜空の観測もできます。普段できない貴重な体験ができるでしょう。

上天草市ミューイ天文台:熊本県上天草市龍ヶ岳町大道3360-47

大観峰展望所

ユネスコ世界ジオパークにもなっている阿蘇ジオパークにある大観峰。

大観峰の展望所は、周りに障害物がないため、阿蘇一体360度の大パノラマで見ることができ、星空観測にも向いています。

熱い夏の夜でも、阿蘇なら平野部より最低3度以上は低いと思いますので、涼しさを感じれる気候で観測しやすいはずです。

瀬の本レストハウス付近

熊本県阿蘇市一の宮町から大分県湯布院町を結んでいる「やまなみハイウェイ」沿いにある、大きなドライブインです。

大型車にも対応した駐車場があり、レストラン、オートキャンプ場、24時間利用可能なトイレも兼ね備えた施設です。

この付近は、このレストハウス以外、建物の明かりがなく観測しやすい場所だと言えます。

瀬の本レストハウス:熊本県阿蘇郡南小国町瀬の本高原

2022年ペルセウス座流星群のおすすめの観測方法

今回の「ペルセウス座流星群」のように、星空全体が対象となる場合、寝転んでの観測が一番楽に観測できます。

月明かりがある場合は、月が視界に入らないように、頭上に月が来る方向に寝てみると良いでしょう。

しかし、この時期の深夜に寝転んで観測する場合、様々な虫が寄ってくる危険があります。

レジャーシートの上に寝転がるだけでは、虫たちの餌食となってしまうため、事前に虫よけスプレーをしておいたり、敢えて長袖長ズボンを着用しておく方が無難です。

海水浴やプール再度で使用するラウンジベッドを持っていれば、レジャーシートに寝っ転がるより、虫の脅威を避けれるためおすすめです!!

まとめ

2022年のペルセウス座流星群は8月13日の日中が極大のピークでした。

そのため、前後2日間の夜が観測できる日となりますが、月明かりもあるため、観測条件はあまり良い年ではありません。

しかし、1時間で30個~40個くらいの流れ星は期待できるため、観測する価値は十分にあります!

今年の夏は是非、流星群の観測デビューをしましょう♪

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