ユニクロ創始者の柳井正さんの年収や資産の内訳って気になりませんか?
柳井正さんは日本の大金持ちとして知られるソフトバンクグループの孫正義さんと並んで、常に長者番付上位となっていますね!
近年の大金持ち日本一は、ユニクロの柳井さんかソフトバンクの孫さんのいずれかなので、きっと気になる人も多いことでしょう♪
今回は、2023年(2022年データ)の結果と、総資産の内訳などを調査しましたのでご紹介いたします!
柳井正さんの年収は?【2023年版】
柳井正さんの年収は、ファーストリテイリング社(ユニクロ・GU)の経営者として得る役員報酬額より、株主としての配当金が大半を占めていました!!
役員報酬が年収の一部とはいえ、役員報酬1年分だけで、サラリーマンの生涯年収より多いため、とんでもない金額です。
柳井正さんの役員報酬額は?
柳井正さんの2022年における役員報酬は4億円となっています。
2017年までは2億4000万円でしたが、2018年から4億円となって以降、現在も4億円が役員報酬のまま変わらない状態が続いていました。
柳井正さんの資産からすると、たったの4億円と思ってしまいますが、一般人からすると毎年ジャンボ宝くじに当たったような金額が役員報酬なんですねよね…。
柳井正さんの株主配当報酬額がヤバい!
役員報酬の金額も高額ですが、驚くべきはファーストリテイリング株の配当金収入です!
2022年のファーストリテイリング社は、1株当たり206.7円の配当金を出しています。
2023年7月31日現在の柳井正さんが保有しているファーストリテイリング株は、6118万1000株とされていますので、それに206.7円を掛け合わせると、個人所有株の配当金だけで約126億円もの収入があります。
参考にした2022年10月9日の東洋経済ONLINEでは、配当収入が100億円超えで総額109億7700万円となっていましたが、2022年8月期の配当金は160円から206.7円へと増額されているため、柳井正さんが得た配当収入は109億円より多いのは間違いないでしょう。
所有している株の数が半端ないので、40円の配当金増額だけで30億円近く収入が増えるのは、驚かざるを得ませんね!!
柳井正さんの2023年の資産とその内訳は?
柳井正さんの資産は、フォーブスが発表している2023年の日本長者番付では孫正義さんを抑え、首位の4兆9700億円となっています。
ファーストリテイリング株としての資産
柳井正さんの資産の大半は、年収にも直結しているファーストリテイリング(ユニクロ・GU)の株式所有でした。
ファーストリテイリング株は、2023年2月28日時点で20.52%、7月31日時点で19.23%にあたる6118万1000株を柳井正さん個人で所有しています。
2022年の夏頃までは、長年21%台の割合をキープされてきていましたが、2022年秋頃からは、現在のように持ち株を減らしていっている状態です。
そして2023年10月3日のファーストリテイリング株の終値が31980円だったことから、
31980円×6118万1000株=約1兆9565億6838万円
が2023年5月現在のファーストリテイリング株の資産ということになります。
個人保有以外の株式がある?!
柳井正さん個人で保有されている株式は、ファーストリテイリング株のみなので、約5兆円ほどの資産の残りはそれ以外となります。
しかし、約3兆円以上もの金額が不足しているため、不動産などの資産だけで3兆円もあることは考えにくいのです。
可能性として一番高いのは、やはり株式による資産でしょう。
そして調査の結果、柳井正さん所有という形では公開されていませんが、柳井家として資産管理会社が保有している株式があることが分かりました!
有限会社Fight&Stepと有限会社MASTERMINDが資産管理会社となっているので、これを柳井正さんの資産としてみます。
資産管理会社が保有しているファーストリテイリング株は、8.18%とされているので、個人所有分の約4割です。
これを計算してみると、1兆9565億6838万円×0.4=約7826億2735万円
ということになり、個人保有と資産管理会社保有分を合わせても、約1兆5652億円で、フォーブスが発表している4兆9700億円には程遠い金額でしかありません。
つまり、柳井正さんの資産としては、株以外の何かがかなりあることが分かります。
株式以外の資産は?
柳井正さんが所有する資産としては、東京都の渋谷区にある自宅があります。
その敷地は2600坪もあり、渋谷区にして大豪邸でテニスコートとゴルフ練習場まで作られているのです。
そして、ハワイのマウイ島には別荘もあり、現地にゴルフ場も所有されています!
渋谷区の中でも地価は大きな差があるため、自宅の地価が分かりませんが、土地代だけで数十億円~1000億円以上の資産価値があると考えられます。
それに加えて、大豪邸とハワイの別荘とゴルフ場ですから、不動産だけで2000億円前後はありそうですね!!
柳井正さんと並ぶ資産家の孫正義さんの資産について知りたい方はこちらをどうぞ!
⇒孫正義の資産総額内訳と年収2021!前澤友作との差に驚愕!!
前澤友作さんの資産や年収を知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
⇒前澤友作の資産総額2021!現在も年収が多いのはなぜ?
暗号資産の可能性は?
柳井正さんが現在所有されている株式と不動産だけでは、3兆7000億円前後の資産となり、フォーブスが公表した4兆9700億円には、1兆円以上満たない金額です。
総資産の内訳をはっきりと公表されていないため、詳細は不明ですが、考えられる候補としては、株と不動産以外では、債券・投資信託・暗号資産があります。
上下変動の激しい暗号資産も候補としては考えられると思いますが、リスクが大きいため、個人的には可能性が低いのではないかと考えています。
会社の経営者としては、やはり債券類の方が可能性は高そうです。
まとめ
柳井正さんの年収の大半は、所有しているファーストリテイリング株の配当金からでした。
フォーブスによる2023年版の長者番付では、2年連続でソフトバンクグループの孫正義さんを抜き、第1位となっています。
その総資産の内訳は不明なままですが、少なくとも大半はファーストリテイリング株によるもので、不動産まで合わせると3/4程度となるようです。
一般人からは想像もできない大金ばかりで、もう分けわかりませんね…。
コメント
総株式数が違ってます。
ファーストリテイリングは3億株以上発行されていて、その2割なら6000万株以上保有していて時価2兆円前後、資産管理会社を含めれば3兆近くになります。
コメントありがとうございます。
2023年3月1日付で1株当たり3株の分割が行われていたようです。
その内容を踏まえて記事も修正しました。
ご指摘ありがとうございました。