くまモンだけじゃない!熊本県在住者が思う魅力とは?

熊本県

今や世界的に有名になったくまモンですが、熊本県の魅力はくまモンだけじゃありません。

実際に熊本県在住の私が、生活していて感じる熊本県の魅力をご紹介します。

地下水がすごい!

熊本県内の約20%が表流水、約70%が地下水で生活しています。

熊本県内の大半が井戸水

井戸水と聞いて、どういう井戸をイメージされますか?

時代劇に出てくるような、ロープで桶に入れた水を汲み上げるものですか?それとも、鉄製の取っ手をキコキコ上下に動かす手漕ぎ式の井戸ですか?

どちらも井戸ですが、時代は令和です。

江戸でも昭和でもないんです。

熊本県の井戸水は蛇口を捻ればちゃんと出ます。

市水と略して呼ばれる市が運営する上水道が整備されている地域もあるのですが、実はまだ県内の大半は井戸水なんです。

つまり、自宅敷地内に井戸が掘られており、そこからモーターでポンプアップされた水がそのまま自宅で使用されている(自家水)家庭が大半なのです。

井戸水を使うメリットは?

井戸水だから、カルキ臭いということがありません。

夏は冷たく、冬は暖かい新鮮なおいしい水を飲むことができるのです。

もちろん、地面の下に設置されている水道管自体が熱されている真夏では、しばらく水を出し続けていないと冷たい水は出ませんが、数分後には冷たい水になってくれます。

カルキがないこの井戸水は、熱帯魚の飼育にも適しています。

我が家では、グッピーと金魚を飼っていますが、蛇口から出てくる水をそのまま水槽に使っています!

こんなことができるのは、井戸水だからこそなんです♪

そして井戸水最大のメリットが、水道代がかからないことです。どんなに水を使っても、無料です。

なので、この外出自粛生活が続く中でも、大きな家庭用プールを出して、毎日水を入れ替えて子ども達を遊ばせることもできます。

この夏、うちでも大きなプールを出して子ども達を遊ばせました。

蛇口を全開まで回しても、貯めるのに2時間半くらいかかるプールでもタダなので気になりません♪

湧き出る水がある!

熊本県ならどこでもというわけではありませんが、一部の地域では、井戸水をポンプアップしなくても、満潮時には勝手に水が湧き出てくるところもあります。

潮の満ち引きが関係しているので、海水のような気もしてきますが、これもおいしく飲める真水です。

農家さんの田んぼにお邪魔した際、実際に塩ビ管から溢れ出す水に、そのまま顔を持っていき、ガブガブ飲ませていただいたこともあります。

冷たくておいしいですよ。

水不足に陥らない

近年、地下水量の減少が心配される声もありますが、天草地域を除く県内では水不足になることがありません。

地下水に加えて4つの大きな河川があるおかげで、長期間雨が降らない時期が続いて断水したり、断水しないかを心配することもないのです。

この断水の心配をしなくて良いというのは、地震の時もあてはまりました。

実際、2016年の熊本地震で、私の地域は震度6弱と5強が2回ほど発生しましたが、道路から水道管が来ているわけではないため、断水しませんでした。

電気さえあれば、ポンプアップできるので、水が出てくれます。そのため、水の確保というより、電源確保の方がやや重要かも…。

もちろん、県内全域でみれば、井戸水は出るけど、濁ってしまってしばらく飲めないという話もあったので、絶対ではないですよ。

それに、水は貴重な資源ですから、節水を心がける必要はあります。

食材が豊かである

よく言う「海の幸、山の幸」とは、まさしく熊本県にこそふさわしい言葉でしょう。

海の幸といえば天草

天草四郎時貞の名前で知られる天草は、海の食材の宝庫です。

アジ、タイやヒラメ、伊勢海老や高級食材とされるハモまで、すべて天草で獲れます。食べれます。

郷土料理としては、コノシロ寿司が有名で、酢でしめたコノシロをお中から割いて、中に酢飯を詰めた寿司は、昔から愛されています。

私個人的には、天草へ遊びに行ったら、海鮮丼を食べるのが楽しみの一つです。

丼に新鮮な魚介類がたくさん盛ってあるのに、リーズナブルで食べられるのは天草だから!

山の幸なら熊本県全土

農業の盛んな熊本県では、熊本市中心部を除いて、ほとんど全土で何かしらの農作物が作られ、牧場、畜産もあります。山手では猟も。

塩トマトで有名な八代産トマト、スイカの名産地で知られる植木スイカ、球磨地方に多いイノシシ、全国的有名な馬肉、淡白で脂っこくなく食べれる阿蘇赤牛。

つぼみ菜と言われる、まだ市場では珍しい野菜もありますが、私は毎年食べてます。

薄切りにして、ウインナーやベーコンなどと炒めたの後、とろけるチーズをかけると絶品です!子ども達もパクパクよく食べてくれます!

くまモンがすごく身近である!

今やご当地キャラクターでは、群を抜いて有名なくまモンですが、熊本にはくまモンに会える場所があったり、イベントにもよく出てきてくれます。

くまモンの部長室がある!

熊本県で営業部長を担当しているくまモンには、部長室があります。

普段は営業で各地回っていますが、くまモンスクエアという名称で、熊本市の中心部にある商業施設内に設けられています。

だいたい1日2回、決まった時間にくまモンが登場するようになっており、直接見る機会が少ないくまモンでも、ここでは時間通りに行けば必ず会えます。

数年前、それを知らずに立ち寄った際、ちょうどくまモンが出てきてて、多くの人が集まってました。

数m先にはくまモンがいるという間近なところで見れるので、大人げなくちょっと興奮してしまいました。

くまもんを呼べる!

熊本県のPRのために生まれたキャラクターなので、県内のイベントではよく出動してくれています。

イベントの大きさはあまり関係なく、小さなイベントでも、出動依頼が熊本に関することであれば、来てくれるようです。

今年は子どもが通う保育園にもサプライズで来てくれてました。

まとめ

豊富な地下水により、水不足の心配がない生活を送れ、水道代も気にしなくていいのが熊本県です。

大きな家庭用プールに水を一杯入れて、はしゃいでいる子ども達を見るのは、もはや夏の風物詩の一つと言えるほど。

海にも山にも恵まれた場所のため、様々な食材が地産地消されています。

全国的に有名な馬刺しのほか、天草の海産物、阿蘇赤牛、塩トマト、おいしいものが盛りだくさんです。

熊本県のPRのために生まれたご当地キャラクターくまモンは、直接会いに行くことも、呼ぶこともできます。

くまモングッズ販売をしている所は、県内に数ヶ所あり、オリジナルグッズになっているくまモンを見つけることができます。

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