しぶんぎ座流星群の熊本観測スポット2022年版時間帯と方角は?

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2022年1月の「しぶんぎ座流星群」は、極大のピークとなる1月4日の前日が新月となるため、月明かりの影響を受けない好条件になり、とても観測しやすいと予想されています。

短時間でも多くの流れ星を見れる好条件となっているので、凄く楽しみですね♪

今回は、私が在住している熊本県における「しぶんぎ座流星群」について、情報をまとめてみましたのでご紹介いたします。

しぶんぎ座流星群の熊本県おすすめ観測スポットは?

「しぶんぎ座流星群」に限らず言えることですが、できるだけ街灯などの明かりがなく、開けた場所が観測には適してます。

その観点から、熊本県内で適した場所をご紹介します。

梅の木轟公園

熊本県八代市泉町葉木にある「梅の木轟公園」です。

秋は紅葉スポットとして、非常に多くの観光客が訪れますが、実は星空観測にも向いています。

梅の木轟公園には、有名な「梅の木轟公園吊橋」と「梅の木轟の滝」があり、日中も楽しむことができます。

上天草市ミューイ天文台

星空観測なら、やはり天文台のある場所もお勧めです。

年末年始は休館ですが、時期さえあえば、21時まで開館しているので、天文台で夜空の観測もできます。普段できない貴重な体験ができるでしょう。

上天草市ミューイ天文台:熊本県上天草市龍ヶ岳町大道3360-47

大観峰展望所

ユネスコ世界ジオパークにもなっている阿蘇ジオパークにある大観峰。

大観峰の展望所は、周りに障害物がないため、阿蘇一体360度の大パノラマで見ることができ、星空観測にも向いています。

ただし、冬のこの時期は、めちゃくちゃ寒いです。平野部より最低3度以上は低いと思いますので、防寒対策をしっかりと行う必要があります。

瀬の本レストハウス付近

熊本県阿蘇市一の宮町から大分県湯布院町を結んでいる「やまなみハイウェイ」沿いにある、大きなドライブインです。

大型車にも対応した駐車場があり、レストラン、オートキャンプ場、24時間利用可能なトイレも兼ね備えた施設です。

この付近は、このレストハウス以外、建物の明かりがなく観測しやすい場所だと言えます。

瀬の本レストハウス:熊本県阿蘇郡南小国町瀬の本高原

しぶんぎ座流星群が2022年に見える時間帯は?

2022年1月4日の5時~6時頃にかけて、流星群が極大を迎えると予測されていますが、流星群の見え始めは深夜1時頃からとされているので、朝起きれない方でも見れる可能性は十分あります。

国立天文台HPより引用

そのため、観測できる時間帯は、1月4日1時~6時頃となりますが、特にピークとなる極大時は、放射点の高度が高いため、放射状に流星群が観察されやすい好条件とされています。

観測しやすい時間帯としては、4日5時~6時となっていますが、熊本県では日の出が7時過ぎなので7時くらいまでは観察が可能かもしれません。

今回の「しぶんぎ座流星群」は、昨年と違い好条件が重なっているため、是非観察したいですね!

月明かりが視界に入る心配もないため、かなり多くの流れ星を見ることができるはずですよ♪

また、観測できる時間帯が、深夜~明け方であるため、少し夜更かしするか、明け方頑張って早起きするかで、観察できるのも嬉しいですね!!

1月4日であれば、冬休み期間中で学校が休みだったり、社会人でもまだ正月休み中の方も多いため、時期的には翌日の心配がいらない恵まれた日にちとなります。

流れ星を見ることができる予想数ですが、1時間当たり50個程度まで期待できるようなので、15分くらい観察していれば、いくつかは必ず見れるでしょう。

1時間で50個というのは、少なそうに思えますが、実際観測していると、結構多く感じるものですよ。

しぶんぎ座流星群が2022年に見える方角は?

2022年の「しぶんぎ座流星群」は、一定の方角が定まらずに見えるようです。

「しぶんぎ座流星群」と名前が付いていますが、現在、『しぶんぎ座』は存在しないため、実際には『うしかい座』と『りゅう座』の境界あたりから放射状に観察されます。

単に何も考えずに寝転んで観測しても、今回は好条件がそろっているので、ある程度は観察できると思いますが、やや北東方向むきで空全体を見る方が多くの流れ星を観察できるでしょう!

しぶんぎ座流星群2022年のおすすめの観測方法

今回の「しぶんぎ座流星群」のように、星空全体が対象となる場合、寝転んでの観測が一番楽に観測できます。

月明かりがある場合は、月が視界に入らないように、頭上に月が来る方向に寝てみると良いのですが、今回は月明かりが無いので楽ですね♪

しかし、この時期の深夜に寝転んで観測するのは、想像以上に過酷です。

とてつもなく寒くなり、生半可な防寒では10分の観測でも厳しいです。

レジャーシートの上に寝転がるだけでは、背中から体全体が冷やされ、一気に体温を奪われてしまいます。

かつて、私自身も真冬に寝転んで観測した時は、ジャージの重ね着にウィンドブレーカー、ベンチコートを着た格好で、ブルーシートの上に毛布を敷いて、寝てから観測しました。

当時の外気温が、氷点下2度の上、標高200m~300mくらいの山の駐車場だったこともあり、30分我慢できたかどうか…。

そういう経験もあり、冬の観測において絶対あった方が良いと思ったのは、アルミシートです!

その結果、必要と考えられる道具をまとめると、

レジャーシート、(断熱性の高い)アルミシート、毛布、防寒着の重ね着、身体全体を広範囲にカバーできるロングコートやベンチコート、ホッカイロ、温かい飲み物が入った水筒、イヤーマフ(耳当て)

持っているなら、寝袋やスキー・スノボウェアなども防寒性に優れているので、利用できると思います。

アルミシートは、あるかないかで全く違うので、絶対あった方が良いアイテムです!

まとめ

2022年の「しぶんぎ座流星群」は、観測できる時間帯が深夜1時~明け方となっていて、ピークは5時~6時です。

一番観測できる時間帯での予想では、1時間で50個ほどの流れ星となっており、少なくとも30個程度は期待できると予想されています。

最低でも1時間に30個程度見れるので、理論的には2分に1回の頻度で流れ星を見れることになり、かなり多く観察できそうです。

寝転んでの観測には、先述したアイテムを参考に、防寒はし過ぎだと思うくらいにしっかりと対策をしてから、行ってください。

流れ星を見るためには、最低15分くらいは星空を見てみてくださいね!

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