大人気漫画の「ONE PIECE」の作者尾田栄一郎さんは、熊本市出身です。
尾田栄一郎さんは、熊本地震以降、イラストの提供や、8億円にも及ぶ多額の寄付を行って、故郷熊本を支援されています。
そして、地震から5年経つ今年、地震で多大な被害が及んだ地域を中心にワンピースキャラクターの銅像が建てられることになりました。
すでに公開されていた銅像に加え、ナミ像が新たに除幕式を終えました。
残りは、ゾロ像とロビン像となっています。
ワンピース銅像の場所はどこ?
ワンピース銅像は、熊本地震で被害の大きかった地域に設置されています。従って、熊本市~阿蘇方面への市町村が主な設置場所になります。
熊本県ワンピースの銅像:ルフィ像
最初に設置されたのは、麦わらの一味船長であるルフィです。
ルフィの銅像は既に3年前の11月に設置完了されています。場所は熊本県庁プロムナードです。
熊本県ワンピースの銅像:サンジ像
次に2019年12月7日に益城町交流情報センターミナテラスにサンジ像が設置されました。
除幕式では、コロナ流行前だったこともあり、大変多くの方が出席されて、盛大なものとなっていたようです。
熊本県ワンピースの銅像:ウソップ像
2019年12月8日には、ウソップ像が阿蘇駅前ロータリーにて除幕式が行われました。
熊本県ワンピースの銅像:チョッパー像
そして、2020年11月7日にチョッパー像が、熊本市動植物園の正面入り口多目的広場に設置されました。本来は2019年度中の設置を計画されていましたが、コロナの影響もあり、かなりずれ込んでの設置となりました。
蒲島知事、大西熊本市長に加え、くまモンも出席して、多くの方に歓迎されての除幕式となりました。
それにしても、動植物園にチョッパー像というチョイスがまたいいですよね!他の仲間キャラより、ピッタリです。
熊本県ワンピースの銅像:ブルック像
次にブルック像が御船町ふれあい広場に11月8日に除幕式がありました。
御船町には、平成音楽大学があり、音楽に親しみのある街と言えます。こちらも、麦わらの一味では、一番ピッタリですね!
チョッパー像もブルック像も、まだ設置から数日しか経過していないにもかかわらず、既にグーグルマップに登録されています。
一般的に、登録して表示されるまでに数日はかかることが多いため、この登録の速さには驚きですね。これが行政とワンピースが手を組んだ力なのでしょうか。
熊本県ワンピースの銅像:フランキー像
2020年11月21日には、高森駅前にフランキー像が設置されました。
トロッコ列車が走る街なので、ワンピース麦わらの一味の中では一番関係しそうな、船大工のキャラクターを選ばれたんでしょうか。
熊本県ワンピースの銅像:ナミ像
2020年度のうちに設置が予定されていましたが、コロナの影響もあり、2021年7月31日にようやく除幕式が行われました。
お金に執着するキャラクターの航海士のナミが、西原村に設置されたのは、熊本地震では多大な被害が発生し、復興にもお金が必要だったからなのかと思いましたが、ちょっと違ったようです。
ナミは風車のあるココヤシ村出身であったことが、風車のある町の西原村と重ねられ、『復興に応援の風を送る』ことが趣旨となっていました。
ワンピース銅像は何体あるの?
現在、既に除幕式まで終わり公開されている銅像は、先に紹介した7体となっています。
本来であれば、2020年度中に設置予定だった銅像が、2021年度にずれ込んでいるため、全ての設置にはまだ時間がかかりそうです。
最終的には、新世界編に乗り込んだ時のメンバー9人が設置される予定のため、ロビン像とゾロ像が残っている状態です。

原作では、9人目の仲間として、海峡のジンベエが加わっていますが、現在のところ、ジンベエの銅像が作られるという情報は見つかりませんでした。
しかし、ジンベエが仲間になったことから、熊本県議会一般質問の中で、「速やかに出版社と協議し、追加できるよう取り組む」と回答されていた経緯もあるようなので、期待したいところです。
まとめ
熊本県では、熊本地震で多大な被害が発生した8市町村に、ワンピースの麦わらの一味の銅像が設置されています。
現段階では、ルフィ、サンジ、ウソップ、チョッパー、ブルックの5体で、今月21日にフランキー像が加わり6体となります。
残りはゾロ、ナミ、ロビンの3体がありますが、設置除幕式などはまだ未定のようです。
9人目の仲間であるジンベエは、設置されることが決まっていませんが、熊本県としても設置には前向きのようで、今後に設置される期待が持たれます。
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