ポケカバトルを行う上で、先行ドローができたなら、序盤は有利に進めることができるでしょう。
現在のルールでは、先行サポートが不可になっているのに、先行ドローはできるのでしょうか?
今回は、先行ドローと先行サポートが不可になった理由を調査しました!
ポケカで先攻ドローはできる?
ポケカバトルをする時、先攻後攻はじゃんけんで決めます。
もし先行ドローができるなら、先攻が有利になりますが、実際できるのかというと…
ポケカでは先行ドローは可能です!!
ポケカ同様、世界的人気を博している遊戯王カードゲームでは、先行ドローはできません。
ポケカで「先行ドローはできるの?」と疑問に思われた方が多いのは、遊戯王で先行ドロー不可となったからでしょう。
サポートカードを使ってのドローは不可
ポケカのルールでは、1回目の先攻のみサポートカードを使用することが出来ません。
したがって、ドローできるサポートカードも使用できないため、サポートカードを使ったドローも先攻1回目だけはできないのです。
ポケモンの特性は使える!
先攻1回目のみサポートカードが使えませんが、ポケモンの特性は1回目からでも使うことができるため、『山札を引く』特性があるカードをデッキに入れていれば、先攻1回目でもドローできる可能性があります。
例えば、このクロバットVの特性は、
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札が6枚になるように、山札を引く。この番、すでに別の「ナイトアセット」を使っていたなら、この特性は使えない。
となっているので、先攻1回目にこのクロバットVと、他のたねポケモンがあれば、バトル場とベンチにそれぞれ置くことで、手札は5枚となり1枚はドローすることが可能となります。
先攻サポート不可になった理由は?
2019年11月29日(金)に行われたポケカルールの変更により、先攻プレーヤーは、最初の番にサポートカードを使えなくなりました。
公式サイトでは、ルール変更の告知のみで、なぜルール変更に至ったのかは明かされていません。
そのため、あくまでも推測になるのですが、先行サポートありだと、圧倒的に先行有利となるサポートカードの存在があったからだと考えられます。
サポートカード『シロナ』
現在ではレギュレーション落ちしていますが、先行サポート不可のルールが追加された頃は、サポートカードの『シロナ』が使えていました。
このカードがあれば、ベンチに出すポケモンがなかったとしても、最低でもバトルポケモンとシロナを引いた5枚のカードを山札に戻し、6枚引くことになり、先攻が有利な状況を作り出すことになっていました。
この『シロナ』の存在が先行サポート不可となった理由の一つだと考えられます。
サポートカード『ジャッジマン』
現在でもレギュレーション落ちせずに使えるカードがある『ジャッジマン』も、先行サポート不可となった理由の一つでしょう。
先攻が最初から『ジャッジマン』を使うと、バトルポケモンやベンチポケモンを出すことなく、相手は4枚のカードからスタートすることになり、極端に不利な状況を作り出すことになっていました。
先攻は7枚スタートだったのに、後攻は4枚スタートって、そりゃあんまりですよね…。
サポートカード『カキ』
既にレギュレーション落ちしていますが、サポートカードの『カキ』は、山札からほのおエネルギーを4枚も自分のポケモンにつけることが出来ました。
ポケカにカキ復活してくれねえかな pic.twitter.com/TxvwdbOKPe
— mcat/ねこすけ (@mcat218) February 27, 2022
通常では、エネルギーは1ターンに1個だけなので、先攻された上、エネルギーを4つも付けられると、後攻は一気に不利になってしまうのは明白です。
この『カキ』も先行サポート不可となった理由の一つだと考えられます。
現在は使えなくなったカードもありますが、サポートカードには先攻だと有利に働くカードが多かったことが、先行サポート不可というルール変更につながったのではないでしょうか。
まとめ
先行ドローは現在のポケカルールでは認められているため、『山札を引く』特性を持ったポケモンを使うことで、先行ドローが可能となります。
先行サポート不可となった理由は、公式サイトでは公表されていません。
そのためあくまでも推測になりますが、サポートカードのいくつかは、先攻の方が有利になるカードの存在があったことが、先行サポート不可の理由だと考えられました。
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