ブルーインパルスの機体の値段は?パイロットになるためには?

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今回のイッテQでは、タレントのイモトさんがブルーインパルスに搭乗されましたね!

そこで、単純な疑問が…。あのブルーインパルスの機体って一体いくらするんだろう??

そう思いませんか?

車でも数百万円する時代に、自衛隊の戦闘機ですから値段が気になりますよね。そこで、今回はブルーインパルスの機体について、調べてみたのでご紹介いたします。

ブルーインパルスの機体とは?

そもそもブルーインパルスに使われている機体とは、どんなものなのでしょうか?

ブルーインパルスの機体は、T-4中等練習機と呼ばれるものがベースとなっていますが、ブルーインパルスの特別仕様で「戦技研究仕様機」という名称がついているようです。

練習機と同じ性能でも、カラーリングや、スモークを出す装置など、練習機とは全く異なる仕様を装備しているということですね。

主要スペック
乗員 2人 エンジン 2基
全幅 約9.9m 名称 F3-IHI-30B
全長 約13.0m 推力 約1670kg/1基
全高 約4.6m 型式 ターボファン・エンジン
自重 約3.7t 全備重量 5640kg

その他、最大速度はマッハ約0.9(約1040km/h)、実用上昇限度が約15000m、最大航続距離が約1300㎞となっています。(航空自衛隊HPより)

練習機にあたる機体でも、戦闘機の類だとマッハ約0.9の速度で飛んでるんですね!!

旅客機がマッハ約0.7~0.85とされているため、当然それより速いスピードで飛んでいて、なおかつブルーインパルスはアクロバットを披露するわけですから、本当にすごいと思います。

ブルーインパルスの機体のお値段はいくら?

ブルーインパルスの機体になっている、T-4中等練習機の機体価格が20億円と言われていますが、正確な数字は不明でした。

しかし、イッテQの番組内で、出演されていたパイロットの方が言われた金額では、約23億円でした!!

つまり、T-4中等練習機からブルーインパルス仕様に改修する必要があるため、その分上乗せされる費用が発生し、23億円になるということなのでしょう。

2020年6月には、しばらくの間、ブルーインパルスがこれまでの6機編成から4機編成に変更されることが、河野太郎防衛大臣から発表されましたので、1編成分で約92億円になります。

2021年に延期された東京オリンピックでは、ブルーインパルスが五輪の輪をスモークで描くという話があるため、その時までには従来の6機編成に戻ることでしょう。

しかし、T-4練習機は、アナログ計器が並ぶ、30年以上経過する古いモデルの機体であるため、簡単に6機編成に戻すという訳にはいかないようです。

古いモデルにあたるT-4練習機でさえ、1機約20億円するため、気軽に新型の戦闘機に買い替えともいかないので、今後のブルーインパルス存続が少し心配です。

そう考えると、やはり戦闘機の金額の高さに驚く半面、約5兆円とされる国防費の少なさに不安を覚えてしまいます。

ブルーインパルスのパイロットになるには?

ブルーインパルスのパイロットは、航空自衛隊内の戦闘機パイロットをされる中から、優秀とされる人が選出されます。

航空自衛隊のパイロットになるには、次の3つの方法があります。

①防衛大学校へ進学し、飛行要員として幹部候補生学校に入学する方法

②一般大学を卒業後に、飛行要員として幹部候補生学校に入学する方法

③高校卒業後に航空学生として、航空自衛隊に入隊する方法

どの方法を選ぶにしても、たった6機のブルーインパルス(現在は4機)ですから、そのパイロットになるためには、それ相応の実力と覚悟、運などが必要そうです。

まとめ

ブルーインパルスで使用されている機体は、T-4中等練習機と言われるものがベースとなっており、既に30年以上経過している古い機体ということが分かりました。

それでも1機あたりのお値段が約23億円もするため、古くなったから買い替えるという安易な考えで買いなおせるほど安いものではありません。

現在、従来の6機編成から4機編成になっていますが、延期された東京オリンピックでは、ブルーインパルスが五輪の輪を描く予定と言われています。

ブルーインパルスのパイロットになるためには、高校を卒業した後、防衛大学校へ進学するか、一般大学から航空自衛隊入隊、もしくは高校卒業後に航空学生として、航空自衛隊入隊が前提となります。

その上で、飛行要員の幹部候補生学校に行くなど、戦闘機パイロットの中でも、エリート中のエリートがブルーインパルスのパイロットとなるようです。

私自身は、高所恐怖症もなく、飛行機も全く問題なく乗れますが、戦闘機のような激しいGがかかる乗り物は、長時間乗る自信がありません。

遊園地のジェットコースターで精一杯なので、イモトさんのように乗せてもらえる機会があったとしても、意識を保って乗れる気がしませんね…。

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