ももいろクローバーZの佐々木彩夏さんが、末梢性顔面神経麻痺の診断を受け、緊急入院された報道が出ていますね。
ファンの方をはじめ、多くの方が心配されていることと思います。
今回、佐々木彩夏さんがなってしまった末梢性顔面神経麻痺とは、どのような病気かを調べてみました。
佐々木彩夏さんが入院!病名「末梢性顔面神経麻痺」とは?
ももクロ佐々木彩夏、右末梢性顔面神経麻痺で入院 ライブも延期に「本当に悔しい」#ももクロ #ももいろクローバーZ #あーりん
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— モデルプレス (@modelpress) July 24, 2021
「末梢性顔面神経麻痺」とは、どのような病気なのでしょうか?
顔面神経麻痺という言葉通り、顔にある神経が麻痺してしまった状態をいいます。
脳から顔面の筋肉に張り巡らされた神経で、この顔面神経が麻痺することにより、顔の筋肉が思うように動かせなくなり、「目をきちんと閉じれない」、「口から物がこぼれ落ちる」などの症状が起こります。
顔面神経は、唾液や涙の分泌を促す作用もあるため、よだれを垂らしたり、涙があふれ出続けることもあります。
「末梢性顔面神経麻痺」の原因はなに?
「末梢性顔面神経麻痺」の原因は、大きく分けて3種類に分けられます。
急に麻痺が起こった場合
「末梢性顔面神経麻痺」の原因として最も多いとされるのが、ウイルスが原因となる麻痺です。
ウイルスが原因の場合、ベル麻痺やハント症候群と呼ばれます。
ウイルスが顔面神経管の中に入り込み、顔面神経に感染して起こります。
何の前触れもなく、突然起こることが多く、「いつの間にか顔が曲がっていた」、「朝起きたら、既に顔がおかしかった」というような症状が起こります。
外科手術や顔面骨折などのケガの後に起こった場合
次に、脳手術や、顔面の疾患(主に耳鼻科)、顔の美容整形手術などの外科手術やケガ(顔面の骨の骨折)の後に麻痺症状が起こる場合です。
この場合、顔面神経が通っている部位の骨折や深い傷によって、神経自体が損傷されておこります。
ゆっくりと症状が出た場合
手術やケガもしていないのに、発症し、また急に症状が出てこなかった場合がこれに該当します。
ゆっくりと進行していくため、「あれ?なんか変?」「いや、そうでもないかな。」と思うような状態を経て、次第に進行していきます。
特殊な神経や血管に何らかの病気が発症した影響で、顔面神経が障害され、その結果として顔面神経麻痺が起こったものです。
聴力障害も起こっていれば、聴神経腫瘍の可能性もあるため、注意が必要です。
佐々木彩夏さん(あーりん)はどのタイプ?
これまで、佐々木彩夏さんが手術をしたとか、顔面をケガしたという報道がなかったことから、可能性として最も高いのが、ウイルス性のものでしょう。
ベル麻痺かハント症候群といわれるタイプだと予想されます。
このウイルス性の場合、きちんとした治療を行えば、8割の方がほぼ元通りの状態になるといいます。
しかし、残りの2割くらいの方には、表情筋の動きが完全に戻らず、後遺症として残る場合がありますので、佐々木彩夏さんがこの2割の中に入らないことを祈るばかりですね!!
(追記)あーりんから退院報告!
2021年8月2日、「あーりんより」というタイトルで、ももクロの公式YouTubeチャンネルで、退院報告をされました!!
麻痺症状は、完全に回復されていないようですが、とりあえず退院できるくらいには回復されているようなので、良かったですね!!
早くファンの前に、元気な姿を見せて欲しいですね!!
まとめ
佐々木彩夏さんが末梢性顔面神経麻痺を発症し、入院されたと報道されています。
中枢性の顔面神経麻痺ではないので、脳に異常があるかもしれないという心配はいりませんが、後遺症が残らないかどうかの心配があります。
早く回復されて、ファンの前に元気な姿を見せて欲しいですね!!
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