日本の総合格闘技として名高い『RIZIN』。
2021年6月13日に、フェザー級王者への挑戦権を争う形で開催された大会に、日本一有名なYouTuber格闘家の朝倉未来選手が出場されました。
対戦相手は、ブラジル出身で寝技が得意なクレベル・コイケ選手。
この対戦結果は、朝倉未来選手の失神によるレフェリーストップという衝撃の結末で幕を閉じました。
今回は、朝倉未来さんの試合と、今後について調査してみました!!
朝倉未来選手VSクレベル・コイケ選手の試合
日本を代表する総合格闘家として活躍されている朝倉未来選手は、打撃が得意な選手です。
対するクレベル・コイケ選手は、寝技を得意としていました。
試合では、朝倉未来選手が、寝技に持ち込まれないよう打撃で対応しようとされており、ROUND1では完全に絞められる前に回避されていました。
しかしROUND2では、倒された後はクレベル・コイケ選手の一方的な攻めとなってしまい、ついに失神からのレフェリーストップとなってしまいました。
クレベル・コイケ選手の決め技だった寝技の三角絞めとは?
朝倉未来選手の対戦相手だったクレベル・コイケ選手は寝技が得意でした。
では、決め技となった三角絞めはどんな技なのでしょうか?
三角絞め(さんかくじめ)は、格闘技の寝技で使用される絞め技の一種で、両脚の中に相手の首と片腕を捕らえ脚で絞め付けることにより、内腿で相手の片側の頚動脈を相手自身の肩で反対の頚動脈を絞める技である。
wikipediaより引用
つまり、両脚を用いて、頭へ流れる血液を運んでいる頸動脈を絞めることにより、落とす(失神)技のようです。
足で首を絞めているわけではなかったんですね!(汗)
格闘技の技に詳しくない私には、両脚で首を絞めているようにしか見えず、驚いていました。
クレベル・コイケ、三角絞め一閃!
これはもはやボンサイ革命と言っても言い過ぎじゃない!#RIZIN28 pic.twitter.com/KJ6QkzGWK7— 高橋孝徳 Takanori Takahashi (@taka2japan) June 13, 2021
寝技に警戒していた朝倉未来選手の僅かなスキをついて、一瞬にしてここまで絞める体勢に持っていくとは、クレベル・コイケ選手は相当強かったんですね。
失神の危険性を予言?!
試合前の2021年6月11日に、両者のインタビューが行われていました。
朝倉未来選手の対戦相手だったクレベル・コイケ選手は、この試合で寝技が極まって、朝倉未来選手が失神することまで予言していたかのような発言をされていました。
「自分で自信あるね、寝技。彼が自信のキックで、私の自信は寝技。MMAはスタートは立ってるね。キックボクシングだ。しかし彼は間違えてる、自分絶対タックルから寝技やる。
私、自分の一番信じてるのは寝技。絶対、彼が極められているよ。絶対、それは間違いないです」「でも彼が前インタビューで言ってて、サブミッション入ったら絶対タップしない。タップしないと壊れちゃうよ、間違いない。これが次の試合、ゲームじゃない、冗談じゃない、本物の試合。私、本物のファイターだよ。彼が心配。次の試合でMMA、キックボクシングだけじゃない」
結果的には、クレベル・コイケ選手が言っていたような展開になり、朝倉未来選手が絞められてしまいましたが、壊れずに済んで本当に良かったですね。
朝倉未来さんがRIZINを引退?
今回のクレベル・コイケ選手との対戦を終えた後のインタビューでは、顔に腫れはあるものの、質問にしっかりと受け答えされる朝倉未来選手が出てきており、失神の後遺症などは感じられず、正直ホッとしましたね!!
しかし、今後の動向については、「またリベンジして勝ちます!」的なことはなく、引退も視野に入れた考えを持ってあるようです。
「一度考えて。引退も。考えてみてって感じですね。」
「自分の中で自分の幻想が崩れた。ここまでだったんだな。」
「RIZIN」で優勝経験も持つ朝倉未来選手は、失神によるレフェリーストップという思わぬ結果となったことで、少し自信を無くされたのでしょうか、心配ですね。
まとめ
今回、朝倉未来選手は、「RIZIN」のフェザー級王座への挑戦権をかけた戦いに敗れました。
対戦相手だった、クレベル・コイケ選手の三角絞めという寝技により、失神によるレフェリーストップとなり、結果を受け入れつつも、少し落胆されているように感じました。
試合後の会見では、引退も視野に入れていることをコメントされているだけに、今後の動向が気になりますね。
今後のことは、しっかりと身体を休めて養生してから、ゆっくりと考えていかれることでしょう。
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