メジャーリーグで7年間活躍された田中将大投手が、8年ぶりに日本に帰ってきてプレーすることになりました。
メジャーで成功した選手の多くは、FA後も獲得先が見つかる限りは最後までメジャーでプレーすることが多い中、田中将大投手は2021年、日本野球界でプレーしてくれます!
田中将大投手の年棒は、メジャーに行った際、楽天でプレーしていた時と比べて、大きく跳ね上がった話は有名ですが、今回、その年棒をグラフ化して分かりやすく可視化してみましたので、ご紹介いたします。
田中将大投手の年棒推移グラフ(2007~2021)
田中将大投手の年棒を調べて、実際にグラフ化してみました。
青の棒グラフが楽天イーグルス時代、赤の棒グラフがニューヨークヤンキース時代の年棒になります。
ニューヨークヤンキース時代の年棒は、7年間で155億円という契約内容だったため、1年あたり約22億円1400万円となります。
そのため、グラフ上、赤の棒グラフはすべて同じ長さになっています。
楽天イーグルスからヤンキースに移籍した途端、年棒が5倍以上になるという、メジャーリーグでも、如何に注目されているかが分かりますね。
私個人的には、2007年のプロ1年目の年棒1500万円が、グラフ上ほとんど見えない事に驚きました。
単位が十億円の単位まで大きくなるグラフだと、年収1500万円という高給取りの金額でさえ、ほんのわずかに見えてしまうんですね。
田中将大投手の年棒一覧表(2007年~2021年)と合計額は?
グラフ化するとそのすごさは一目瞭然でしたが、金額が大きすぎて、その詳細は逆に分かりにくくなってしまいました。
そこで、今度は年代ごとに一覧表としてまとめてみました。
プロ入りした2007年から、2021年までの15年間の合計額が176億7000万円というとんでもない金額になっていました!!
高額所得者は税金が高いとはいえ、ここまで金額が大きいと、税金を引かれた残りでも何十億円という金額になりますね。
田中将大投手の楽天イーグルス復帰の裏側
現在、世界中が新型コロナウィルス感染の拡大により、深刻な経済状況になっています。
会社の倒産やリストラなども進み、個人の収入が減るだけでなく、職を失う人も増えている現状では、当然ながら、プロ野球界も、無観客試合や観客動員制限により、経営的に厳しい状況に追い込まれています。
そんな中、田中将大投手獲得の裏側では、楽天のオーナー三木谷浩史さんの鶴の一声があったといいます。
三木谷(浩史)オーナーに相談に上がったところ、迷うことなく『絶対獲れ』という言葉を頂いた。
経営的に厳しい状況だったため、田中将大投手の獲得にはオーナーの三木谷浩史さんがゴーサインを出さなければ実現しなかったようです。
さらに、田中将大投手自身も、ヤンキース意外のメジャーリーグの球団にするか、日本球界に戻るのかでかなり悩まれたようです。
「最終的に、自分がどういう環境で、どういう野球をやりたいのかを考えました。(メジャー他球団からは)物凄く高く評価していただき、大きなオファーもありましたが、再びイーグルスでプレーし、日本の方々の前で投げることに勝るものはなかった」
しかし、最終的には、このように日本に戻り、古巣の楽天でのプレーをされることを決断され、契約に至っています。
加えて、新型コロナウィルス感染の拡大による影響が後押ししたとも言われています。
実際、メジャーリーグの試合は、本来の半分もできておらず、今後も感染拡大への懸念から、どの程度試合ができるのかも不透明です。
試合がどれだけできるかも分からない上、日本以上に感染が拡大しているアメリカでは、ご自身が感染するリスクも考えると、短期間でも日本でプレーした方が賢明だと判断されても不思議ではないと思います。
いずれにしても、田中将大投手が日本でプレーすると決断されたことは、きっと日本にいるファンの多くが大喜びすることになったのではないでしょうか。
やはり、メジャーでも活躍する大物選手のプレーを間近で見て、応援したいですからね!
まとめ
田中将大投手の年棒をグラフ化すると、メジャーに言った途端、急激に金額が増えているのがパッと見で分かるほどでした。
しかし、楽天時代の年棒の伸びもすごく、2007年が1500万円であったのに対し、2013年には4億円となっており、実に26倍以上となっていました。
今回の楽天復帰の裏側には、楽天オーナー三木谷浩史さんの鶴の一声があったようです。
加えて、新型コロナの影響が、逆に日本でプレーすることへ後押しする形になったようです。
2021年シーズンが、どんな展開になるのか、今から開幕が楽しみですね!!
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