先日の三省堂による新語大賞2020に続き、ユーキャン流行語大賞2020が発表されました。
コロナ関連のノミネートが多いのは同じでしたが、さすがに流行語として、たくさん使われた言葉が選ばれるだけあって、新語大賞と違い、全て知っている言葉でした。
今年1年間の流行語を振り返ると1年が何となくわかるのは、新語大賞を受賞している言葉と同じですが、流行語は特によく耳にしたり、口にしたことがある言葉ばかりですね。
それでは、今年の流行語と過去発表の歴代流行語を振り返ってみます。
ユーキャン流行語大賞2020の結果は?
毎年恒例の流行語大賞の発表です!
今年はコロナ関連の言葉が多すぎて、選考する方々もウンザリだったという逸話も生まれていますが、どのくらいの数がトップ10にランクインしたのでしょうか。
ユーキャン流行語大賞2020結果 |
年間大賞 | 3密 |
トップ10 | 愛の不時着 |
トップ10 | あつ森(あつまれどうぶつの森) |
トップ10 | アベノマスク |
トップ10 | アマビエ |
トップ10 | オンライン○○ |
トップ10 | 鬼滅の刃 |
トップ10 | Go To キャンペーン |
トップ10 | ソロキャンプ |
トップ10 | フワちゃん |
正直言って、トップ10にランクしていて、全くコロナと無関係なのは、「鬼滅の刃」と「フワちゃん」だけなのではないかと思います。
「3密」は当然コロナ対策として、世に広まった言葉ですし、「愛の不時着」も、自粛生活のせいで、自宅でネット配信で見れるビデオや、DVDを見る人が増えた影響のために起きた第4次韓流ブームの代表格です。
それ以外の言葉は全て、コロナの影響から派生して流行った言葉だと思いますね。
「あつ森」も、自粛生活の中、ゲームの面白さや、今までにない自由な発想が受けて、かなりのブームとなりました。自粛生活がなければ、もしかすると流行語にノミネートされるほどにはなっていなかったかもしれません。
「鬼滅の刃」は、言わずと知れた、大ブームのものですので、もはや知らない人がいないほどの言葉となっているでしょう。年間大賞に選ばれなかったのが、不思議なくらいですね。
ユーキャン流行語大賞2020 トップ10以外のノミネートは?
今回、トップ10に選ばれなった言葉でも、かなりの数が聞きなれた言葉でした。
今年の言葉は、トップ10にこそは入れなったものの、世の中への浸透度は、かなり高いものが多かったと思います。
新しい生活様式/ニューノーマル | ウーバーイーツ | AI超え | エッセンシャルワーカー |
おうち時間/ステイホーム | 顔芸/恩返し | カゴパク | クラスター |
香水 | 自粛警察 | Zoom映え | 総合的、俯瞰的 |
ソーシャルディスタンス | テレワーク/ワーケーション | 時を戻そう(ぺこぱ) | NiziU(ニジュー) |
濃厚接触者 | BKM(BlackLivesMatter) | PCR検査 | まぁねぇ~(ぼる塾) |
一部、地方に住んでいれば、ほとんど聞いたことがないことばもありましたが、やはり流行語ですね。知っている言葉がほとんどでした!!
ユーキャン流行語大賞の過去に発表された歴代のものは?
2020年の流行語大賞が分かったところで、過去3年分をまとめてみましたので、振り返ってみましょう。
年間大賞を見るだけで、「あ~あれが流行った年だったか!」となりますね!!
2019年は、ラグビーW杯、2018年は冬季オリンピックでカーリング女子が大活躍した年だったんですね。
今では多くの人が使っているインスタグラムも、年間大賞に「インスタ映え」があることから、大流行してきたのは2017年だったことが分かりますね。
2017年 | 2018年 | 2019年 |
年間大賞 | インスタ映え | 年間大賞 | そだねー | 年間大賞 | ONE TEAM |
年間大賞 | 忖度 | トップ10 | eスポーツ | トップ10 | 計画運休 |
トップ10 | 35億 | トップ10 | 半端ないって | トップ10 | 軽減税率 |
トップ10 | Jアラート | トップ10 | おっさんずラブ | トップ10 | スマイリングシンデレラ |
トップ10 | 睡眠負債 | トップ10 | ご飯論法 | トップ10 | タピる |
トップ10 | ひふみん | トップ10 | 災害級の暑さ | トップ10 | #KuToo |
トップ10 | フェイクニュース | トップ10 | スーパーボランティア | トップ10 | ○○ペイ |
トップ10 | プレミアムフライデー | トップ10 | 奈良判定 | トップ10 | 免許返納 |
トップ10 | 魔の2回生 | トップ10 | ボーッと生きてんじゃねーよ! | トップ10 | 闇営業 |
トップ10 | ○○ファースト | トップ10 | #Me Too | トップ10 | 令和 |
続いて、5年前、10年前、20年前をみて行きます。
2015年 | 2010年 | 2000年 |
年間大賞 | 爆買い | 年間大賞 | ゲゲゲの~ | 年間大賞 | おっはー |
年間大賞 | トリプルスリー | トップ10 | いい質問ですねぇ | 年間大賞 | IT革命 |
トップ10 | アベ政治を許さない | トップ10 | イクメン | 特別賞 | 最高で金、最低でも金 |
トップ10 | 安心して下さい、穿いてますよ。 | トップ10 | AKB48 | トップ10 | Qちゃん |
トップ10 | 一億総活躍社会 | トップ10 | 女子会 | トップ10 | ジコチュー(ジコ虫) |
トップ10 | エンブレム | トップ10 | 脱小沢 | トップ10 | 十七歳 |
トップ10 | 五郎丸(ポーズ) | トップ10 | 食べるラー油 | トップ10 | パラパラ |
トップ10 | SEALDs | トップ10 | ととのいました | トップ10 | めっちゃ悔し~い |
トップ10 | ドローン | トップ10 | ~なう | トップ10 | ワタシ(私)的には… |
トップ10 | まいにち、修造! | トップ10 | 無縁社会 | トップ10 | 「官」対「民」 |
5年前の流行語をみると、中国人観光客が日本に押しよして、大量の品物を買っていた頃だったことが分かりますね。ドローンも5年前から普及してきたんですね~。
10年前では、ツイッターが流行した頃で、AKB48の最盛期だったことも見て取れますね!今年は紅白出場も叶わず、時代の流れを感じさせます。
20年前では、オリンピックで活躍された選手の名言が流行したようですね。年間大賞の「おっはー」は、主に子どもたちの間で大流行していた記憶が残っています。
まとめ
今年の流行語大賞とともに、歴代の流行語を振り返ってみました。
三省堂の新語大賞と、完全に重複する言葉が選出されていないのにもかかわらず、多くの言葉が記憶に残る言葉となり、生活に浸透していっていました。
言葉を振り返るだけで、その年がどんな年だったか、何となく思い出されるのが、面白いですね!
今年はコロナ関連の言葉ばかりになりましたが、来年はコロナ関連の言葉が、全くノミネートされない良い年になって欲しいですね!!
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