はやぶさ2がリュウグウから世界初帰還!リュウグウって何?

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「はやぶさ2」は、日本のJAXAが2014年12月3日に打ち上げていた探査機です。それが今回、丸6年の時を経て地球に無事帰還したことで、話題となっています。

「はやぶさ2」は、今回の打ち上げから帰還までに、様々なミッションを課せられていましたが、無事帰還したことにより、関係者からは、「ミッションを100%こなせた。」と言われています。

今回は、この話題となっている「はやぶさ2」に関することを調べてみました。


はやぶさ2が行った「リュウグウ」って何?

そもそも「リュウグウ」というのは何なのでしょうか?

「リュウグウ」と聞くと、浦島太郎に出てくる海底の城、竜宮城しか思い浮かびませんよね。

カタカナ表記で表される「リュウグウ」とは、火星と地球の間を公転している小惑星のことです。

「リュウグウ」という名は、2015年9月にJAXAが公募して選ばれた名前ですが、後に申請がされ、国際天文学連合にも正式に認められ名前となっています。

JAXAによると、

「リュウグウは大きさ(直径)が900mほどのほぼ球形をした小惑星であり、表面は黒っぽい(反射率が小さい)色をしており、7時間半ほどで自転しているC型の小惑星である」

とされており、惑星のような大きさではないため、実際に近くまで行って直接観測するしか、正確な情報を取ることができなかったんですね。

JAXAはやぶさ2プロジェクトHPより転載


はやぶさ2がリュウグウで達成した世界初は7つ!!

今回、はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」で行った探査の中で、7つものミッションが世界初となっています。

小型ロボットによる小天体表面の移動探査

はやぶさ2から小型ロボットを投下して、実際にリュウグウの表面を移動し、探査を行いました。

このことがきちんと確認されたのは世界初です。

複数のロボットを小天体に投下・展開

投下しい動作させた小型ロボットは、1体ではなく、「イブ―」・「アウル」・「MASCOT」と名付けられているロボットの合計3機がリュウグウの表面で活動しています。

天体着陸精度60cmを実現

地球から約3億kmもの距離がある「リュウグウ」での作業で、着陸予定地点とのズレが60㎝でタッチダウンに成功しました。

60㎝だと、一般成人男性の肩から指先までの長さぐらいです。途方もなく離れた場所にある「はやぶさ2」が、そこまで正確に動かせたことには驚きですね!

人工クレーター作成、その過程と作成前後の状態を詳細観測

衝突装置を使って、直径約10mのクレーターを人工的に作り出し、その様子をカメラ撮影することにも成功しています。

作られたクレーターには、「おむすびころりん」と名付けられています。

この映像は、よくテレビでも流れていたので、ご覧になった方は多いかもしれませんね。

1機の探査機が同じ天体の2地点に着陸

「たまてばこ」と「うちでのこづち」と名付けられた2ヶ所に着陸しています。

赤道付近から経度が約90度ほど離れている地点を選んで着陸しているようですが、観測のために離着陸を2回も行ったのはすごいことですね!

付けられた名称がまた、日本らしさをアピールしていておもしろいです。

地球圏外の天体の地下物質にアクセス

クレーターを人工的に作り出す際に飛び散った物質には、衝撃によって地下から表面に出てきた物質もあります。それを画像で観測し、確認できたものを着陸して採取しています。

実際に目の前にある機会を正確に動かすだけでも大変なことですが、3億kmも離れた「はやぶさ2」をコントロールして、地下にある物質まで採取していることから、日本の技術レベルの高さが分かりますね!

最小・複数の小天体周回人工衛星を実現

「スプートニク」と「エクスプローラー」と名付けられた人工衛星を、リュウグウに周回させることに成功しています。

この人工衛星は、これまでの日本昔話的なネーミングではないようで、個人的にはちょっと残念でした。

アストロアーツより転載


まとめ

「はやぶさ2」が帰還し、リュウグウでの功績と共に、今日は一日中話題となっていました。

新型コロナ関連のニュースばかりで、気分が沈みがちになる中、日本にとっては世界に自慢できる明るいニュースとなっています。

リュウグウで成功させた7つの世界初のことをはじめ、この後も旅を続ける「はやぶさ2」には、更なる期待が高まりますね!!

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