実は新種だった水族館のエイ!イソギンチャク他、過去にも新種が?

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いおワールドかごしま水族館で、23年間も飼育されてきたエイが、この度、実は新種だったことが判明して話題になっています。

ベテランの飼育員さんでも、区別がつかないほど、これまで発見されていたエイと見分けがつきにくいものだったようです。

水族館で長年飼育されていたものが、「実は新種だった!」という例は、過去にもあったので、情報を集めてみました。


「実は新種だった!」いおワールドのエイ

まずは、今回、話題になった、いおワールド鹿児島水族館のエイです。

これは「トンガリサカタザメ」とサメの名前が付けられているものの、エイの仲間に分類されるものとして、展示されていました。

黒潮大水槽と呼ばれる、いおワールドで一番大きなメインの水槽に展示されていました。

「トンガリサカタザメ」と思われていた新種は、頭部が本来の「トンガリサカタザメ」と微妙に違うんだとか…。

ベテランの飼育員さんでも気づかない小さな差なので、無知な一般人には横に並べて比較してもらわないと分かりません。

この新種は、結局「モノノケトンガリサカタザメ」と命名されたようです。

個人的には、飼育員さんすら欺いてきた見た目を重視して、「トンガリサカタザメモドキ」とか「トンガリサカタザメダマシ」でも良いんじゃないかと思います。

私も昨年、いおワールドに行っているので、そこで見ていたことになります。当然、新種が混じってるかもしれないなんて、思いもよりませんでしたが。

「カクレイワガニ」を「カク令和ガニ」と上手いこと文字って展示してあったのを、ユーモアある水族館だな~と感心した記憶があります。

http://ioworld.jp/aqua/wp-content/uploads/2013/04/image2-300x220.jpeg

いおワールドかごしま水族館HPより転載


「実は新種だった!」美ら海水族館のイソギンチャク

「実は新種だった!」という例は、昨年、沖縄県の美ら海水族館でもありました。

イソギンチャクを従来から存在する種類だと思って、15年間も展示していたものが、「実は新種だった!」ということです。

こちらも、15年間もの長い間、ベテランの飼育員さんに気づかれなかったのですから、負けてません。

このイソギンチャクは、発見され、展示されている水族館が、美ら海水族館だったことから、「チュラウミカワリギンチャク」と命名されたようです。

15年前から飼育していたイソギンチャク、実は新種だった! 「チュラウミカワリギンチャク」と命名 美ら海水族館、東京大学大学院などが論文公表 

沖縄美ら海水族館HPより転載


「実は新種だった!」食用されているワニゴチ

普段からよく食卓に上る魚ではありませんが、ゴチの仲間にも、実は新種だったというものが過去にはありました。

しかも、食用として食べられていた魚が、後に新種だったと判明したものです。これは2010年に学術論文として発表されています。

本来、イネゴチに分類されるはずのものが、ワニゴチとされていたような経緯もあって、学術的に分類しなおした結果、従来食用にもされていたワニゴチが新種となってしまったというものです。

学術的な分類方法は、私は全く門外漢なので、よくは分かりませんが、結局これも、後で「実は新種だった!」とされたものでした。

写真を転載させていただきたHPへリンクさせていただいてますので、詳しくはそちらをご覧ください。

https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/view.php?id=445より転載


「実は新種だった!」は海外でも!!

2013年には、海外の動物園で飼育されている小動物が、「実は新種だった!」ことがありました。

「オリンギト」と命名されており、膝の上にも乗せれるほどの小さなテディベアのような、アライグマのような動物です。

体重も約1kgしかない小動物なので、チワワなどの小型犬より、さらに小さな動物であるようです。

見た目がすごくかわいらしい動物なので、家でも飼いたくなってしまう愛らしさです。

オリンギト - Wikipedia

wikipediaより転載


「実は新種だった!」はサクラにも!!

2018年には紀伊半島に自生している桜が、「実は新種だった!」ということが分かりました。

この新種とされた桜の発見は、約100年ぶりとのことで、当時は日本経済新聞にも掲載されていました。

熊野地方に多く群生していることから、「クマノザクラ」と命名された新種の桜です。

地元の方でも、「早咲きのヤマザクラ」だと思われていた経緯もあり、新種と気づかれるまでは時間がかかったようです。

三重県森林総合研究所提供写真を転載

まとめ

今回、いおワールドかごしま水族館で、長年飼育されていたエイが、「実は新種だった!」と判明しましたが、過去にも「実は新種だった!」という例が、いくつもあることが分かりました。

まだ人類にとって、未知の部分が多い、海洋生物はのみならず、地上の動植物でも、「実は新種だった!」という事がありました。

ベテランの飼育員さんですら気づかないほどの、わずかな違いがある生き物は、もしかしたら身近なところでもいるのかもしれません。

「あれ?なんか違う??」と感じるような見慣れた生き物がいたら、それは新種なのかもしれませんね!!

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