伊藤匠三段が参加していた三段リーグが終わりました。
先日、最年少四段への昇段を決めて、波に乗っている伊藤匠三段が、参加していた最後の三段リーグ戦が終わりました。その結果と他の棋士たちの情報を紹介します。
伊藤匠三段の結果は?
今回の三段リーグ戦での最終結果は、15勝3敗で伊藤匠三段がトップ通過をして終わりました。
すでに四段昇段を決めているだけあって、負け数が少なく単独トップというのは、さすがですね!
藤井聡太二冠が四段昇段後に、怒涛の勢いで勝って行った過去があるだけに、同学年の伊藤匠三段にも期待大です!!
リーグでは3敗しています。その相手は??
7勝11敗で終えた三田敏弘三段、10勝8敗で終えた岡部怜央三段、12勝6敗で終えた横山友紀三段でした。
この3名の方々は、次点でもないため、このまま三段を継続する棋士たちでした。
3敗とはいえ、藤井聡太二冠に代わり最年少プロ棋士として注目を浴びる中、「3敗もしてていいんだろうか?」と思いませんか?
ですが、藤井聡太二冠が四段に昇段する前の三段リーグ戦の成績はというと?
結果はこちら…13勝5敗なんです!!
つまり、四段昇段前の三段リーグ戦だけの成績だけを見ると、藤井聡太二冠より、伊藤匠三段の方が優秀な成績でリーグ戦を終えた形になるんですね。
伊藤匠三段につづく棋士たち
今回の三段リーグ戦では、伊藤匠三段のほか、14勝4敗で冨田誠也三段。13勝5敗で古賀悠聖三段が、四段昇段を決めています。
古賀悠聖三段は、リーグ戦2度目の次点だったため、規定により四段昇段となりました。
この13勝5敗という成績は、先述した藤井聡太二冠が三段リーグを行った際の成績と同じです。
対戦相手こそ違いますが、数字が同じなので、何となく期待してしまいます。
そして、残念だったのが、女性初の四段昇段が期待された西山朋佳三段です。
前回のリーグ戦で次点だったため、今回は次点以上の成績で昇段だったのですが、7勝11敗という結果でした。
西山朋佳三段が、四段に昇段すれば、女性初のプロ棋士誕生となるので、きっと大きな話題となることでしょう。次のリーグ戦での活躍を期待します!
ツイッターでの反応は?
藤井聡太二冠に代わり、最年少プロ棋士となる伊藤匠三段の活躍もあり、ますます注目されるようになった将棋界には、ツイッターでも多くのコメントが寄せられています。
やったー❣️
奨励会三段リーグ古賀三段昇段おめでとう㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️
前回連敗してどうなる事かと指導棋士の先生と祈ってました😊
次点2回素晴らしい😃
超嬉しい💕💕💕💕💕— 盛上駒 (@aiai0877) September 26, 2020
西山三段を一推しでしたので、
厳しい三段リーグの現実を見せつけられた今期ですが😓、
昇段した3名は本当に強い棋士だと思うし、西山三段がプロになれる強さを持ってる事は間違いないので応援するのみ📣📣📣
— pivo (@pivo_vvun) September 26, 2020
藤井聡太くんの快進撃で久々に見る将復帰して、気がつけば三段リーグの勝ち負けに一喜一憂するようになってしまった
— とろろ蕎麦 (@tororosoba) September 26, 2020
などなど、様々なこめんとがありますが、やはり西山朋佳三段の女性初!!を期待する声が多かったようです。
まとめ
毎回、大激戦となる厳しい三段リーグですが、一足早く四段への昇段を決めていた伊藤匠三段が、貫禄のトップ通過で終わりました。
通常2名のみの昇段ですが、今回は古賀悠聖三段が2回目の次点だったため、3名の昇段となり、今後の活躍が楽しみな結果となりました。
古賀悠聖三段は、福岡県出身の元日生まれで、既に引退されていますが、加藤一二三九段と同じ共通点があります。第二の加藤一二三を目指して頑張って欲しいですね!!