「鬼滅の刃」の映画が、世界中で大ヒットしていますが、そのモデルなっていると噂される場所が、このコロナ禍でも人気スポットとなっています。
以前から、「鬼滅の刃」に出てくる無限城のモデルと言われてきたホテルでは、Go To トラベルキャンペーンの後押しもあり、多くの宿泊客が押し寄せているようです。
今度は、主人公の竈門炭治郎と同じ名前がついている「竈門神社」の存在が分かり、大きな話題となっています。
今回は、その竈門神社の場所や、どんな所かを調べましたので、ご紹介いたします。
「鬼滅の刃」のモデルと噂される竈門神社とは?
主人公の竈門炭治郎と同じ漢字が使われている「竈門神社」。普段使うことがない漢字なだけに、どう見ても関係がありそうな雰囲気があります。
そもそも、この噂が出てくることになったのは、「鬼滅の刃」の作者である吾峠呼世晴さんの出身が福岡県ではないかと言われることに端を発します。
そして、「竈門」の名がつく神社、「宝満宮竈門神社」が福岡県に実在したことからではないかと言われています。
「宝満宮竈門神社」では、修験者さん達が修行を行う際、炭治郎と同じ、市松模様の装束を身にまとっています。
さらに「宝満宮竈門神社」の公式HPでも、「(中略)大宰府政庁の鬼門除けとして…」という、鬼に対する共通点もあるのです。
「鬼滅の刃」のモデルとされる竈門神社の場所は?
福岡県にある「宝満宮竈門神社」が、モデルだとして、この神社は、どこにあるのでしょうか?
「宝満宮竈門神社」の場所は、太宰府天満宮で有名な太宰府市にありました。
太宰府天満宮よりも、もっと山手の方になります。さすが、修験者さん達が修行される場所となるわけですね。
まだある竈門神社!!
調べていくと、実は「竈門神社」と名の付く神社が、九州にはたくさんありました!
福岡県だけでも、「竈門神社」が福岡市と小郡市に1つずつ、その他、「古賀竈門神社」、「溝口竈門神社」、「竈門神社 上宮」、「下高橋竈門神社」と想像以上にありました。
そして、「宝満宮竈門神社」の次に、モデルではないのかと言われているのが、大分県にある「八幡竈門神社」です。
この「八幡竈門神社」がモデルではないかと言われる理由が、「八幡竈門神社」のHPにも出ています。
それが「拝殿天井の龍」の存在と、「竈門神楽」です。
この勇壮な龍の姿は、水の呼吸十の型「生生流転(せいせいるてん)」に描かれている龍とそっくりなのです。
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— リョーマ (@X45830260) October 26, 2020
「神楽」についても、「竈門神社」での「竈門神楽」、「竈門家」に伝わる「ヒノカミ神楽」は、無関係とは思えないほど似ています。
竈門炭治郎が、当初使っていた「水の呼吸」と、途中から使いだした「ヒノカミ神楽」が「八幡竈門神社」の中にヒントがあったとすると、炭治郎が呼吸を変えていったことにも繋がりそうで、信ぴょう性が増しますね。
まとめ
噂になっている「竈門神社」を調べると、九州には「竈門神社」がいくつもありました。
その筆頭になっているのが、福岡県の「宝満宮竈門神社」で、市松模様の装束を着る修験者さん達がいたり、「鬼門除け」が神社の歴史として書かれていることから、「鬼滅の刃」と共通点が多くありました。
大分県の「八幡竈門神社」は、「拝殿天井の龍」と「神楽」の存在があり、それはまさしく「水の呼吸」と「ヒノカミ神楽」につながりそうなものでした。
これより、私個人の見解としては、作者の吾峠呼世晴さんは、何らかのきっかけで、九州内の「竈門神社」へ参拝された事から、「竈門神社」つながりで「宝満宮竈門神社」と「八幡竈門神社」の両方を参考にされたのではないかと思います。
九州内に「竈門神社」が数多く存在することから、作者の吾峠呼世晴さんが福岡県出身という噂は、真実味を増した気がしますね。
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