日本映画史上初のアカデミー賞作品賞へのノミネートを成し遂げ、再び話題となっている『ドライブマイカー』のあらすじをご存知でしょうか?
カンヌに引き続き、アカデミー賞でも受賞作となり、話題となっているだけにあらすじは知っておきたいですね!!
今回は、『ドライブマイカー』のあらすじをネタバレしちゃいます♪
ドライブマイカーのあらすじをネタバレ!!
ドライブマイカーは2021年夏に公開された日本映画で、主演を西島秀俊さんが演じています。
あらすじは、公式サイトより詳しく、他サイトより完結にまとめていますので、ざっくりとしたストーリーを知りたい方は、是非読んでみて下さい!
ドライブマイカーの原作は?
ドライブマイカーは、本来の正しい表記は『ドライブ・マイ・カー』で、元々の原作は2014年に刊行された村上春樹の短編小説『女のいない男たち』に収録された一部分でした。
村上春樹ファンの方なら、当然ご存知だったと思いますが、ファンでなくても原作が村上春樹だったと知れば、それだけでも興味が湧いちゃいますよね♪
ドライブマイカーのあらすじ
演出家で俳優の家福悠介(西島秀俊さん)は、売れっ子脚本家の音(霧島れいか)を妻とする夫婦関係にありました。
この夫婦の間には、一人の娘がいましたが幼い年のうちに肺炎で亡くしてしまいます。
さらに家福を追い込むかのように、妻の音までもが、突然くも膜下出血で息を引き取ってしまうのです。
そこから2年の年月が流れ、家福は広島で行われる国際演劇祭に出席するため、愛車のサーブで広島へ行きました。
その演劇祭の間は自身での運転を禁じられ、運転手として23歳の女性ドライバー渡利みさき(三浦透子さん)が担当することになります。
当初は自分で運転できないことが不満でしたが、車に乗っている間の居心地の良さに満足し、少しずつ言葉を交わし、それぞれの過去を知っていくことになるのです。
みさきは、土砂崩れで母を亡くし、助けもせず見殺しにした過去を。
家福は、用事がないのに家を出て遅く帰った時に妻の音が倒れていたため、助けることができなかった過去を。
家福にとって、みさきとの出会いが自分を見つめ直すきっかけとなり、音を亡くすに至った自分の行動を悔やみます。
それでも、広島での国際演劇祭の「ワーニャ叔父さん」の舞台では、「わたしたちは生きていきましょう。」という、家福にとって心に響く言葉を胸に、舞台を成功させることができました。
カンヌ・アカデミー賞受賞作「ドライブマイカー」の見どころは?
カンヌで脚本賞など四冠、アカデミー賞では国際長編映画賞(旧・外国語映画賞)を受賞し、現在大きな話題となっている「ドライブマイカー」の見どころはどこなのでしょうか。
あらすじには敢えて書かなかった、広島での国際演劇祭でも出会う音の作品の大ファンだった高槻耕史(岡田将生さん)との関係。
妻の音を亡くしてから2年間、目を背けていたことと向き合うことになった、みさきとの出会い。
3時間という長編映画の時間を感じさせないテンポ良いリズムで進むストーリーは、いつの間にか引き込まれていくものがあります。
家福の愛車サーブの中でみさこと淡々と語り合い、現実と向き合い、やり直したいと思うまでに変わっていく心境の変化を家福役の西島秀俊さんが見事に演じ切ってあります!!
まだまだ全国各地の映画館で上映中なので、必見ですね♪
まとめ
ドライブマイカーは、「おくりびと」以来13年ぶりとなるアカデミー賞国際長編映画賞を受賞しました。
既にカンヌ国際映画祭でも四冠を獲得している話題作だけに、どんな内容かはぜひ知っておきたいですね!!
話題に取り残されないよう、映画館に見に行きましょう!!
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