インターネットが普及して、個人でサイトを開設したり、YouTubeチャンネルを作ったりと、現代は、情報発信が簡単にできる時代になりました。
そして、最近では「Vlog」という聞きなれない言葉も出てきましたね!
今回は、この「Vlog」について、分かりやすく解説し、初心者でも「Vlog」を作れるよう説明していこうと思います。
「Vlog」とは何なの?
そもそも、「Vlog」とは何なのでしょうか。
聞きなれない言葉なだけに、まずは何をさしているのか知っておく必要がありますね!
「Vlog」とは、「Video Blog」の略称です。
つまり、このサイトのように文字で表現した一般的な「blog」の「Video」版、動画版ということになります。
「Vlog」の定義として、
日常を動画で取ることで生まれるコンテンツ。
一般的なブログの動画版のこと。
と表現されているため、何も難しく考える必要はなく、散歩した時に撮った動画だったり、ランチを食べに行った時の動画だったり、ごくごく日常のワンシーンを動画で表現しただけなんですね!
しかし、ここで少しだけ、「Vlog」とするための注意点があります。
それは、自分自身が主役であることです。
そして、人に見せるために飾った自分を表現するのではなく、自然体の自分をさらけ出して表現することも大切です。
加えて、多くの人に見ていただくことを前提にしていますから、独り言でも、見ている人を不快にさせない優しい言葉遣いをすることです。
「Vlog」を作る前の準備物
「Vlog」を作る上で、最低限必要な物は、スマホです。
極端に言えば、スマホさえあれば、「Vlog」を作ることが可能なのです。
しかし、見やすく、聞きやすい音声であった方が視聴者にも優しいため、できれば準備しておきたい機材があります。
三脚、ジンバル、自撮り棒
日常を動画で撮影するため、さすがに全てを手で持って撮影することは難しいですよね。
良いアングルから撮りたい時や、両手を使って作業する様を撮りたい時など、少し離れた場所からの撮影には、どうしても機材が必要になります。
その場合、三脚やジンバル、自撮り棒が役に立ちます。
また、手ブレがなく固定した位置から撮影する場合には、三脚が必要ですし、持って撮影する場合でも、ジンバルがあると手ブレが補正され、見やすい動画となります。
最近のものは、三脚機能を持ったジンバルや、三脚機能のある自撮り棒もあるため、全てを揃える必要はなくなりました。
手ブレがなくなるだけで、動画のクオリティは全く変わるので、そんなに高価なものでなくても、一つは持っておいた方が良いアイテムです。
マイク
スマホについているマイク機能でも、ある程度は良いのですが、声が遠かったり、こもって聞こえたりと、なかなかクリアな音声を撮ることができない場合があります。
そんな時も、マイクがあれば、しっかりと音を拾ってくれるため、スマホのマイク機能より、明らかに良い音質で撮ることが可能となります。
マイクの種類もたくさんあります。
ピンマイク式のものは、自分の声をしっかりと伝えたい場合に役立ちますし、スマホに直付けするタイプは、周辺の音を広く拾うため、雰囲気を伝えるのに役立ちます。
スマホで「Vlog」の作り方(撮影手順)
スマホを使っての「Vlog」撮影は、事前準備も簡単です。
先に紹介したような機材を使ったとしても、大掛かりな道具ではないため、すぐに準備できるでしょう。
「テーマ」を決める
実際に撮影に入る、その前に一つだけ決めておいた方が良いのが、「テーマ」です。
自分の日常の一部を撮影するだけとはいえ、1日中撮影し続けるわけにもいきませんので、日常のどの部分を切り取るのかを考えた「テーマ」が必要になります。
例えば…
・寝起きから外出までのルーティン(起床→トイレ→洗顔→歯磨き→ラジオ体操→朝食→外出)
・料理(鍋で湯を沸かす→野菜のカット→肉のカット→具材の投入→ルーの投入→カレーの完成)
・洗濯(タオル干し、肌着干し、上着干し、ズボン干し、靴下干しなどの干し方や順序の紹介)
・散歩(玄関→川辺の遊歩道→公園→歩道橋→帰宅)
などのような「テーマ」を決めた一連の流れを切り取り、映像化したものが「Vlog」となります。
休日の1日を切り取ることも「テーマ」として可能ですので、大きなテーマのみ決めて、こまごまとしたところは省くことが、一つのポイントとなります。
動画の構成(流れ)
いきなり本編が始まるのもアリではあるのですが、導入部分としての簡単なオープニングはあった方が良いかもしれません。
このサイトでもそうですが、本編に入る前に、記事の概要をあらかじめ説明しておく方が、視聴者には親切かなと思います。
例えば…
・「こんにちは、○○です。今日は○○に行って、○○をしようと思います。」
・「おはようございます。○○です。今回は朝のルーティンを紹介したいと思います。」
このような感じでスタートすると、その動画がどんなものかのイメージが伝わってきますね!
そして、必要に応じてエンディングもあればいいですね!
エンディングは、切り取った日常の感想や、チャンネル登録を促す一言などになります。
スマホで行う「Vlog」の編集方法(iphone版)
撮影した動画の編集は、スマホのアプリを使うか、パソコンで行います。
今回は、「スマホで簡単」ということで、パソコンでの編集は割愛します。
スマホが「iphone」の場合、あらかじめインストールされている標準アプリの「iMovie」を使って編集することができます。
編集の大まかな手順は、
①映像を選択し、動画を読み込む
②映像を「カット」編集する
③映像の「再生スピード」を編集する
➃映像に「BGM」を入れる
⑤映像に「タイトル・テロップ」を入れる
⑥映像に「フィルター」をかける
⑦映像の接続部分に「トランジション」を入れる
これら①~⑦の全ての作業は、「iMovie」だけで行うことができます。
実際の「iMovie」の使い方は、簡単で分かりやすく解説されている動画を見ていただく方が早いので、解説されている動画を貼り付けておきます。
「Vlog」をYouTubeに投稿する
「iMovie」を使っての編集が終わり、保存出来たら、次はYouTubeへの投稿です。
YouTubeへの投稿は、YouTubeにチャンネルを開設していないとできません。
チャンネル解説の仕方は、この動画が分かりやすかったので貼り付けておきますね。
まとめ
今回は、今話題の「Vlog」について、ご紹介しました。
「Vlog」とは、「Video Blog」の略称で、簡単に言うと動画版ブログということでした。
「Vlog」を作る上では、まず、「テーマ」と「流れ」を決めてから撮影します。
撮影も動画の編集も、スマホ1台あれば全てできるので、初心者の方でも、簡単に始めることができます。
三脚やマイクなどの機材は無くても撮影できますが、あった方が撮影の幅が広がり、色々なシーンの撮影ができるようになります。
自分にとっては、ありふれた日常のワンシーンも、視聴者にとってみれば、珍しいワンシーンかもしれません。
まずは、チャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか?!
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